コーヒーの豆を保管するための缶が欲しいなあと思い、いざ探し始めてみたものの、なかなか気に入るものが見つかりませんでした。
オシャレ系のカフェが販売するような、スタイリッシュなモノが欲しいわけでなく、また密封性は高くても、プラスチックの透明容器に容れるのはやっぱり物足りず、しっくりくるものが見つからないまま3年ぐらい経ちました。
ある日、京都で骨董市に行く途中に、昼食で立ち寄ったスマート珈琲店で、下の写真の缶に巡り合いました。落ち着いたえんじ色が素敵でサイズも丁度いいです。最初の写真は店内に置いてある大型缶です。これもすごくいい感じ。
その後、骨董市に行き出品していた珈琲屋さんと話をしていたところ、豆はすぐ劣化するから絶対に冷凍保存せなあかんと言われ、せっかく3年越しの缶を入手した矢先に、缶が使えない困った事態になりました。
確かに冷凍してみると、鮮度が保たれ長期保存が可能になります。それから、豆にこだわっていそうな珈琲屋さんに行くたびに、豆の保存方法を聞いてみたのですが、冷凍保存に対する見解はまちまちでした。むしろ冷凍は少数派でした。
結論として、まとめて沢山購入する場合などすぐに消費できない場合は、冷凍保存した方がいいでしょうし、毎日ゆっくり珈琲タイムが取れる人や100グラムずつぐらい購入する場合は、常温保管でも問題ないと思います。
ただ、冷凍保存という方法を知ったおかげで、安心を得られるようになりました。また時間が取れないときに脅迫的に珈琲を消費したり、風味を損ねてしまって廃棄するようなことがなくなりとても助かっています。
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